30代未経験からWebエンジニアになった私のプログラミング学習日記

【超初心者向け】よく使うLinuxコマンド一覧表〈12種〉オプションも解説します

2021/11/13
 
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こんにちは!

web系エンジニアとして自社開発企業への転職を目指して、

プログラミング学習中のsiです!

 

今回は、よく使うLinuxコマンドについて解説していきたいと思います。

 

私自身、Linuxコマンドの使い方をど忘れしてしまう時があり、

あれ?これをするための、このコマンドのオプションは…

と言った具合で、グーグルさんによく助けてもらってます笑

 

なので、この記事を見れば基本的なLinuxコマンドの主な使用方法が把握できるよう、

自分の備忘録とした意味も込めて書いていきたいと思います。

 

※この記事で出てくる「%」はプロンプトなので実際に入力する必要はありません

 

マシンスペック

 

参考までに私のマシンスペックをご紹介しておきます。

  • macOS Catalina 10.15.6
  • Macbook Pro(13-inch,2020,Four Thunderbolt 3 ports)
  • intel Core i5
  • メモリ 16GB
  • ストレージ 512GB
  • 使用シェル zsh

 

よく使うLinuxコマンド一覧

 

  • cd:ディレクトリの変更
  • pwd:カレントディレクトリの確認
  • ls:ファイルやディレクトリの確認
  • cp:ファイルやディレクトリのコピー
  • mv:ファイルやディレクトリの移動、名前変更
  • rm:ファイルやディレクトリの削除
  • touch:ファイルの作成、最終更新日時・最終アクセス日時の更新
  • mkdir:ディレクトリの作成
  • cat:ファイルの中身の表示
  • echo:引数に指定した文字列の表示
  • grep:指定した文字列が含まれた行の検索
  • find:完全一致でのファイル・ディレクトリ検索

 

各コマンドについて

 

cd


コマンド名の由来:Change Directoryの略称

主な使い方

・任意のディレクトリに移動したい場合

cd ディレクトリ名


 

・ホームディレクトリに移動したい場合

cd


 

・1つ上の階層へ移動したい場合

cd ..


 

pwd


コマンド名の由来:Print Working Directoryの略称

主な使い方

・カレントディレクトリの表示

pwd


 

ls


コマンド名の由来:Listの略称

主な使い方

・カレントディレクトリ内のファイルやフォルダの表示

ls


 

・任意のディレクトリ内のファイルやフォルダの表示

ls ディレクトリ名


 

主なオプション

・隠しファイルも一緒に表示したい場合

ls -a

 

・ファイルの詳細を表示したい場合

ls -l


 

cp


コマンド名の由来:copyの略称

主な使い方

・ファイルをコピーする(コピー先ファイルがある場合上書きされる)

cp コピー元ファイル コピー先ファイル


 

・別ディレクトリにファイルをコピーしたい場合

cp コピー元ファイル コピー先ディレクトリ


 

主なオプション

・コピー先ファイルが存在する場合、上書きするかどうか確認する

cp -i コピー元ファイル コピー先ファイル


 

・ディレクトリをコピーする。配下サブディレクトリがある場合は一緒にコピーされる。

cp -r コピー元ディレクトリ コピー先ディレクトリ


mv


コマンド名の由来:moveの略称

主な使いかた

・ファイルやディレクトリの移動(移動先ディレクトリが存在しない場合、移動元ディレクトリ名が移動先ディレクトリ名に変更される)

mv 移動元ファイルorディレクトリ 移動先ディレクトリ


 

・複数のファイルの移動

mv 移動元ファイルA 移動元ファイルB 移動先ディレクトリ


 

・ファイル名の変更(変更後ファイル名が存在する場合、上書きされる)

mv 変更前ファイル名 変更後ファイル名

 

主なオプション

・上書きされる場合に確認メッセージを表示させる

mv -i 変更前ファイル名 変更後ファイル名(存在しないファイル)


 

rm


コマンド名の由来:removeの略称

主な使い方

・ファイルの削除

rm ファイル名


 

・カレントディレクトリ内の全てのファイルを削除する

rm *


 

・*(ワイルドカード)を使って、特定のファイルをまとめて削除する

rm test*
# testで始まる名前のファイルが全て削除される

 

主なオプション

・ディレクトリを削除する

rm -r ディレクトリ名


 

・ファイル削除前に警告メッセージを表示させない

rm -f ファイル名

 

・ファイル削除前に確認メッセージを表示させる

rm -i ファイル名


 

touch


コマンド名の由来:不明

主な使い方

・カレントディレクトリ内での新規ファイルの作成(ファイルが存在する場合は最終更新日時・最終アクセス日時の更新を行う)

touch ファイル名


 

・別ディレクトリ内での新規ファイルの作成

⇨カレントディレクトリがアプリのルートディレクトリの場合

# app/views/layoutに_header.html.erbを作成する

% touch app/views/layouts/_header.html.erb

 

 

mkdir


コマンド名の由来:make directoryの略称

主な使い方

・新規ディレクトリの作成

mkdir ディレクトリ名

 

・複数のディレクトリの作成

mkdir ディレクトリ名A ディレクトリ名B


 

cat

コマンド名の由来:concatenate(連結する)の略称

主な使い方

・ファイルの中身を表示する

% cat ファイル名

 

・ファイル内容を他ファイルへ出力する

※ファイルB内容はファイルA内容に上書きされる

% cat ファイルA > ファイルB

 

・ファイル内容を他ファイル末尾へ加える

% cat ファイルA >> ファイルB

 

・複数ファイルを結合して新しいファイルを作成

% cat ファイルA ファイルB > ファイルC

 

主なオプション

・行番号をつけて表示する

% cat -n ファイル名

echo


コマンド名の由来:そのままechoから来ている

主な使い方

・引数に指定した文字列を表示させる

% echo hello
hello

 

・引数に指定した文字列をファイルに記載する

※ファイルが存在しない場合は同時にファイル作成を行い、

ファイルが存在する場合は、内容を上書きする

# test.txtが存在しない状態で以下コマンドを実行

% echo aaa > test.txt
# test.txtを作成すると同時に、aaaを記載

% cat test.txt
aaa
# ファイル内容の確認

% echo bbb > test.txt
# ファイル内容を上書き

% cat test.txt
bbb
# ファイル内容の確認(上書きされている)

 

・引数に指定した文字列をファイルに追記する

※ファイルが存在しない場合は同時にファイル作成を行い、

ファイルが存在する場合は、文字列を末尾に追記する

# test2.txtが存在しない状態で以下コマンドを実行

% echo aaa >> test2.txt
# test2.txtを作成すると同時に、aaaを記載

% cat test2.txt
aaa
# ファイル内容の確認

% echo bbb >> test2.txt
# ファイル末尾にbbbを追記

% cat test2.txt
aaa
bbb
# ファイル内容の確認(追記されている)

 

主なオプション

・改行して表示する

% echo -e 文字列\\n文字列

# 例↓↓
% echo -e aaa\\nbbb\\nccc
aaa
bbb
ccc

 

grep

コマンド名の由来:global regular expression printの略称

主な使い方

・指定した文字列が含まれた行を検索する

% grep 検索パターン ファイル名 

# 例↓↓ 
% cat test3.txt abc def abc 
# ファイル内の確認 

% grep a test3.txt 
abc
abc 
# 「a」が含まれる行を表示する

 

・ディレクトリ内の全てのファイル内から検索する場合

% grep a ディレクトリ名/* 

# 例↓↓ 
% grep a test/*

 

・複数の条件で検索する場合

% grep 検索パターン ファイル名 | grep 検索パターン 

# 例↓↓ 
% cat test3.txt 
abc 
bcd 
cde 

% grep b test3.txt | grep c 
abc 
bcd 
# 「a」なおかつ「b」が含まれる行を表示

 

主なオプション

・大文字と個別を区別せずに検索する

% grep -i 検索パターン ファイル名

 

・検索した結果に行番号を表示する

% grep -n 検索パターン ファイル名

 

・検索結果の表示をファイル名のみにする

% grep -l 検索パターン ファイル名

 

・ディレクトリ内も検索対象にする

% grep -r 検索パターン ファイル名

 

find

コマンド名の由来:そのままfindから来ている

 

主な使い方

・完全一致でファイル、ディレクトリを検索する

% find 検索パス -name "ファイル名orディレクトリ名"

# 例↓↓
# ~/testディレクトリ以下で、
「aaa.txt」という名前のファイルを検索する場合
% find ~/test -name "aaa.txt"

 

・部分一致でファイル、ディレクトリを検索する

※部分一致で検索したい場合はワイルドカード(*)を使う

# ~/testディレクトリ以下で、
  末尾が「test」で終わるファイル、ディレクトリを検索する場合 
% find ~/test -name "*test" 

# ~/testディレクトリ以下で、 
  先頭が「test」で始まるファイル、ディレクトリを検索する場合 
% find ~/test -name "test*"

 

最後に

 

今回は、基本的なコマンドの主な使用方法について解説しました!

 

Linuxコマンドは他にも、

多くのコマンドや使用方法があるので、また解説してみたいと思います^ ^

 

今後も、どんどん記事投稿を行なっていくので、

よければ、応援の方お願い致します(*^ω^*)

 

それでは!

 

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